悪行の限りを尽くす男たちによる犯行記録。何気ない日常での油断、人目の少ない路地。拉致に最適な状況下に立ち入った女に忍び寄り、抑え切れぬ劣情をぶつけていく。対象は「目の前を通りがかった女」。形姿は問わず、欲望のままに犯行が始まる。逃亡の隙を与えぬ暴力が女を失意の底に堕とし、抵抗する気力を奪う。絶望に染まった表情が男たちを高ぶらせ、さらなる悲劇を生み出していく…。